Memories and records of my muzikrecord

林ともひとと申します。 音楽の事を少し 徒然なるままにしたためます。

本名を出した理由

それは自分への責任と

約束

 

 

今回

リマインダーという80年代を基本軸にコラムを掲載するサイトに

私の拙い記事を載せていただける事になった。

 

今までにもクラウドワークスなどで音楽記事を作成し掲載されお金を頂いた事もあったが

①チケット転売サイト運営のニュースサイトだった←どんなに良い記事でもアーティストの利益に繋がらない

②名前が載らない←ペンネームでさえも

 

この2点がどうも引っかかり1年ほど書いたが辞退してしまった。

 

ブログででも音楽の事を書きたいなと思いながらも

生活を優先させてしまい普通に働くようになってしまってはなかなかに捗らなくなった。

 

さて2020年

やはり新型コロナに生活を振り回されてしまった。

Perfumeのベストアルバムツアーは千秋楽だけチケットを押さえていたので

中止に理由はわかるが絶句し

そもそも外出出来ない?

スーパーから物が無くなるなど

「気をつかう性格が行きすぎて病む」私には地獄が訪れた。

 

日々部屋で

音楽だけ聴いて

私はどうなるのか?

新譜も延期になり

持っているCDやレコードなどを整理しながらも

 

「もう    終わらせていいのかも」

というネガティヴな思考に陥ってしまった。

40歳過ぎれば身体も無理が出来なくなり

引きこもっているとどんどん身体が弱っていく

思考もネガティヴ

もう終了だ。

 

なんて思っていた時に

Twitterかメールに

昭和ポップスをzoomで語ろう

という文面を見つけた。

 

テレビもつけていなかったので

マツコの知らない世界

での昭和ポップス特集も観てなかった私だったが。

よく文面も見ずに

「語りたい」

もしくは「話したい」

という気持ちが申し込みの背中を押したんでしょうね。

申し込んでました。

 

zoomも初めてだし

そもそも自分の顔が好きやないのになんでやねんと自分にツッコミながら参加させていただきました。

 

緊張で正直何を喋ってるかわからない状態でしたが

 

「あー楽しかった」

と思えたし

新しい出会いもあり

本当に心から感謝する場をいただきました。

 

そこで

音楽の事を

「語りたい」「書きたい」

自分の音楽に対する想いやワクワクした出会いや

嬉しい記憶や悲しい記憶

何か残せれば良いと思うようになり

 

記事を書かせていただく機会や

引き続きzoomでの「語り」にも参加させていただくようになりました。

 

さて本名を何故出したか。

ペンネームでもよかったんです。

「docile(ドシル)」というペンネームをよく使ってました。

谷村有美のアルバムタイトルから頂き

ド・シ・レ♫という音

素直って意味が含まれているこのペンネームには思い入れがあったのですが。

 

せっかくのこの機会

本名で

本音を語っていけば私

何か変われるかもしてないと

漠然と思ったんです。

 

あくまで個人的な見解ですが

Twitterでいろんな事を好き勝手に呟いてる状況で

特にコロナになってから

もう情報を得る便利なツールが

落書き掲示板のような状況が続いてしまった。

もちろん私自身も含めてです。

 

こういう流れは嫌だし

正しい事は正しい

間違いは間違い

これは私の見解ですといい切れる状況にしたい

多くの人が誰かもわからない

実在するかもわからない

なら私は最低限

本名を出そう

今まで迷惑をかけてきた人も多いし

私を嫌いな人も山ほどいるだろうが

これは私が書いた事

私と私が向き合えって書ける場所

本音ならば

「本名」で良いのでは無いかと思うようになりました。

 

あと約束がありました。

 

私が幼少期の親からのストレス

CD屋から足を洗って勤めたドラッグストアでのパワハラ

相方の浮気

が重なり死んでるギリギリの時に助けていただいたカウンセリングの先生に

「林さん  林さんのお話はすごく面白いです。それを何か形にのこしませんか?  仕事はしていかなくてはいけない。 音楽の世界に戻る事もハードルが高い。 けれど私は林さんの音楽の話で涙を流すほど笑えたし聴こうと思っています。それは私だけでは無いと思うのです」

 

こう助言していただいた先生がいらっしゃいました。

その先生は体調を崩されカウンセラーという仕事から退かれる際に

私は

「先生の助言を覚えています。 私が今こうして生きてるのは先生と出会えたからです。 お辞めになられると一切連絡が出来ませんが

私が頑張ってると伝わるようにコラムを書く機会が来たら本名で書きます。 伝わるまで書けるかはわかりませんが、何年かかるかわかりませんが本名で記事を掲載してもらえるまで頑張ってみます。」

とお伝えし

12枚焼いたCDと共にお別れをした先生との約束を果たせる時が来たなと感じました。

 

リマインダーはちゃんと会社を立ち上げサイトを運営している場所です。

音楽評論家の方やラジオにも出演されてる方

別途サイトを立ち上げてる方など

本物の方達が書かれています。

また一般の方でも非常に音楽知識がしっかりされている方や文章を書くのが上手い方が多いサイトです。

 

私には

どこまで書けるかわからないし

どこまで共感を得られるかわからない

けれど

ひとつぶでも何か伝わればと

林自身の言葉で書こうと思っています。